おーるさんと「新じねん」 【2006年3月21日永眠されました、おーるさんの遺志】

おーるさんが残した貴重なデータベースをブログに保存、おーるさん死後の世界記事転載

おーるさんの2002年7月日誌

新じねん・日々雑感 年月メニュー

http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi-nengetu.htm

【新じねん】  http://csx.jp/~gabana/index.html
【新じねん保存サイト】  http://oriharu.net/gabana_n/


日々雑感

2002年7月


http://csx.jp/~gabana/Sizen/Zizi/hibi-0207.htm

▲02/07/31 (水) ▼

 明日から八月ということで、この「日々雑感」も少し変化させることにした。変化といっても見かけではなく、ファイルを日付ごとに分散することぐらいである。そうすることで写真などを貼っても読み込み速度が早くなる。つまり一日のデータ量を増やせるというわけだ。最近、体調の悪化から好奇心も薄れてきたように自覚している。これではいかん、というわけで、自分に喝を入れる意味もある。新たな発見と工夫、そして挑戦と、常に関心を保ちつづけることを怠らないでいきたい。

 今日も茹だるような暑さだった。月末の支払いと集金も終わり、ビールでも飲みたい気分だ。集金とはいっても、毎月元請けの社長が自ら支払いに来てくれる。採算がとれないからと言って止めるわけにはいかない理由がここにある。相手の誠実さに見合った仕事をしていくことで、こちらの誠意を示していくのが私の努めだとも思う。利害関係を越えた信頼がなければ、私はとっくに仕事を放棄していただろう。
 広瀬隆著「世界石油戦争」の本を読み始めているが、どうも暑さのせいで思考能力がついていけない。読んでいる先から活字が頭を素通りしてこぼれていくようだ。もう少し涼しくなるのを待ってから読みたい。

【視聴予定】
■19:30-20:00 NHK総合 クローズアップ現代 ”クローン人間計画”を追う
■21:00-21:54 日本テレビ ザ!世界仰天ニュース マフィアを追い詰めた女性記者に極悪の報復衝撃の結末
■21:15-22:00 NHK総合 その時歴史が動いた ガダルカナル島撤退・苦渋の決断▽日米決戦なぜ日本軍は失敗を重ねたか(録画予約)
■22:00-23:00 NHK総合 ニュース10 11けたの番号があなたに…住基ネットで何が変わる▽学力低下を防げ・独教育改革
■22:54-23:18 日本テレビ 出来事 ホームレスのアルミ缶回収
■23:50-24:00 NHK総合 読む 国会決算と政局


▲02/07/30 (火) ▼

 昨夜、友人Kから電話があった。動脈硬化のことを言ったら、彼もまた無縁ではないのだそうだ。糖尿病のKだが、糖尿病は血管の病でもあるという。同病相憐れむで、互いの病気を気遣う。血管を強化するソバの話になり、中でも「だったんソバ」に興味を示す。正式名は「韃靼蕎麦」(Fagopyrum tataricum G)、ちなみに「韃靼」とは、広辞苑によれば「古系の一部族タタール(塔塔児)の称。後、蒙古民族全体の呼称。明代には北方に逃れた元朝の遺裔に対する明人の呼び名。また、南ロシア一帯に住するトルコ人も、もと蒙古の治下にあった関係から、その中に含めることもある」のだそうだ。別名「ニガソバ」とも呼ぶ。その名のとおり苦く、日本ソバ(Fagopyrum esculentum M.) とは種類が違う。日本ソバの産地、長野県は日本一の長寿で知られ、その長生きの原因もソバの常食にあると言われている。日本ソバの150倍ものルチンを含む「だったんソバ」なら、さらに血管を強くする効果が期待できるかも知れない。今日は予約しておいた北海道産の蕎麦粉が届く日でもある。私はこれをパンにしようと思っている。蕎麦粉につなぎの小麦粉を少し混ぜ、ふくらし粉と卵を加えて固く練りあげる。それを炊飯器に入れてスイッチを入れるだけである。あまり美味そうには思えないが、舌で食うか、頭で食うか、不味くても腹を減らせば何でも美味くなろうというものである。

 昼食時のテレビ番組でアメリカで開発された音響銃が紹介されていた。145デシベルの音を超音波に乗せることで指向性を持たせたこの新兵器は、特定の人物をターゲットとすることが可能で、耳を塞いでも聴覚にダメージを与えることが出来る。同時に思考能力も奪い、ターゲットの行動を拘束できる。暴徒鎮圧用に開発されたというこれら非殺傷兵器も、「人を殺さず撃退できるのだから良いのではないか」と単純に考えがちだが・・・神経系統への致命的なダメージも与えることが可能であることから、後遺症を考慮すると「非人間的な兵器」であることは間違いない。伊丹十三監督の映画を思い出した。「マルサの女」シリーズで、新興宗教団体の秘密本部事務所に潜入する際に、超音波で撃退される場面がある。あの場面で監督が想定していたのは145デシベル単位の音波ではなかったか?今考えても、映画とはいえ科学的裏付けをとったリアルな場面だったことが分かる。145デシベルというのは人間が限界を感じる数十倍の音で、ロケットの発射音より騒音が大きいのだという。【参照】音響銃の写真

【視聴予定】
■22:00-23:00 NHK総合 NHKニュース10 ▽国会大詰め…内閣不信任案は?▽アフガン武器密売ルートを追え
■22:00-22:45 NHK教育 ETV2002「アメリカ対イラク戦略の行方」 少女自爆テロの影響・各国の思惑
■22:54-23:50 TBSテレビ 筑紫哲也NEWS23 ODA告発
■23:50-24:00 NHK総合 読む 高検幹部と事件
▲02/07/29 (月) ▼

 また子猫が私の寝ている傍にウンチをした。さっそく取り除いてクレゾール液を噴霧する。これでスッカリ目が覚める。布団を干したいのだが、あいにく曇り空・・・最近ではクロとチロの子猫たちも合流し、台所は彼らの遊び場と化している。彼らは叔父叔母と甥姪の関係になろうか。九匹にもなれば血縁関係も分からなくなってくる。名前も付けるのがおっくうになってきた。やはり避妊手術は必要のようだ。そのための貯金も来月から始めようと思う。飲み代を回せば何とかなる。人間でさえ生きにくい、生きものが疎んじられるような世の中に、それでも私の周囲だけは生きものが安心して暮せる環境にしたい。

 あいかわらず足の痛みは一進一退をつづけ、無理は出来ない状況も変わらない。ちょうど朝のテレビで動脈硬化を特集していた。それによると、人工血管を繋ぐ手術では再び血管が詰まることがあり、そうなったら壊死は避けられない。つまり足を切断するしかないとのことだ。これに骨髄単核球(たんかくきゅう)細胞移植という最先端の手術で助かった人の例が紹介されていた。腰の骨から500CCの骨髄液を抜き取り、その中から単核球を分離する。この単核球に血管をつくる能力があり、動脈硬化を起こしている血管の周囲に単核球を注射していく。すると単核球は周囲の細胞に血管をつくる信号を発し、単核球自体も血管の細胞へと変化していく。こうして何本もの毛細血管が出現し、新しい血管は詰まった血管の替わりに血液の通り道となるわけである。ただ、このような再生医療はまだ研究段階の途上で、実際に普及するのはおよそ15年後になるだろうと言われている。よって単核球移植の研究対象となる患者は限られ、まだ何とか歩けるような、壊死の恐れに至らない場合には対象とはならない。
 こうしてみると、手術でしか治らないように思える閉塞性動脈硬化だが、普段の生活における努力でも克服することは可能のようだ。歩くなど足の血流を促しながら側副血行路を促進させ、他の血流を良くすることで改善を図っていく。これは単核球が毛細血管をつくっていくのに類似する。またソバ(蕎麦)には血管を強くするルチンが含まれているが、モンゴル地方などで常食されている「だったんソバ」には普通のソバの150倍のルチンが含まれているという。事実、彼らに血管障害による病気は殆どみられない。いずれにせよ生きている限り、自分の病気とは死ぬまで向き合っていくしかない。素人判断で自分を動脈硬化だと断定するわけにはいかないので、折りをみて医師の診断をあおぎたいと思う。

 現在正午過ぎ、仕事の納期は午前中に済んだ。あとは次の仕事待ちということになる。月末とあって妹が何やら忙しそうに書いている。室内気温26度、いつもよりは低いが、それでも蒸し暑さは変わらない。

【視聴予定】
■19:30-20:00 NHK総合 クローズアップ現代「箱ブランコが命を奪った」
■21:00-21:54 日本テレビスーパーテレビ「命を見つめた100日少女は絵本を残した」 美緒ちゃん12歳の死▽涙の卒業式
■22:00-23:00 NHK総合 ニュース10 ▽徹底検証ウクライナ航空ショー惨事▽注目最新がん治療…でも保険がきかない
■23:50-24:00 NHK総合 読む 医療費の使い道
▲02/07/28 (日) ▼

 このところ原発関連施設での水漏れ事故が続出している。五月に浜岡原発で炉水漏れ事故があったかと思えば、今月14日には福島第1原発で放射性廃液漏れが発覚、そして今月22日には日本原燃が核燃料貯蔵プールの漏水個所を公開している。我が地元ではつい最近、原子力発電のテレビ特集番組を放映したばかりで、いかに原発の安全が保たれているかを盛んにアピールしていた。むろん事故については一切触れていない。中部電力では22日、浜岡原発の振動による金属疲労の対策が必要な溶接部が1、2号機を合わせて計121カ所と発表したが、ほか3号機の給水ポンプ弁の水漏れ、4号機の炉内に冷却水を送る配管の弁から水漏れなどを加味すると、浜岡原発は水浸しというイメージが湧いてくる。これに中部電力は9400ヶ所の点検対策を挙げ「二度と同じ事故が起きないとは断言できないが、これで対策は十分だ」としている。「対策は十分だ」としながら「二度と事故が起きないとは断言できない」とは、実に矛盾した論法ではないか。ポンプ弁の殆どは剥がれやすい「すみ肉溶接」で処置され、それゆえに振動が加われば簡単に溶接部は破壊される。電力側はその対策として「すみ肉溶接」に替わるどのような溶接法で対応しようとしているのか?そうした具体的な説明がなされない限り地域住民の納得は得られないだろう。昨年11月の水素爆発による破断事故でも、中部電力は「安全性に問題は生じておらず、老朽化とも無縁」としているが、肉厚1センチもの配管が破断した重大事故に「安全性に問題はない」とは開いた口が塞がらない。【参照】今月1月29日の日誌&日本原発動向
 私事ながら、私は極力電気を使わないようエアコンも買わなければ(買えない?)炊飯器や他の電化製品の電気をこまめに切るようにしている。工場で使用する大型機器も作業を終えるたびに電源を切っている。おかげで最近は電気代も5000円以内に納まっている。電気を大量消費する都会においてさえ、日常のちょっとした節約でも原子力エネルギーは使わなくても済むのではないか。多発する事故に、それでも安全を言いつづける電力会社が信用できるのかどうか・・・多くの国民の沈黙に「不正の存在を前にして黙する人は、実は不在の共犯者にほかならない」とのラスキの言葉を贈りたい。

 ペロが昨夜から帰っていない。心配だ・・・夕方近く、何処かで一泊してペロが帰ってきた。良かった。

 イスラエルの空爆で死んだ幼い子供の写真・・・報復は更なる報復を呼ぶだけだ、と分かっていても、これらの子供たちが自分の息子や娘だとしたら・・・私は躊躇なく復讐に走るだろうなぁ・・・と思ってしまう。人間の原罪を考える。

【視聴予定】
■10:00-11:45 テレビ朝日 サンデープロジェクト 川口外務大臣が”変える会”宮内座長と決意の初出演▽景気失速の恐れ?日米同時株安の衝撃▽公益法人は利権の伏魔殿?
■14:00-15:00 NHK教育 こころの時代「ブッダの宇宙を語る(04)自己を求めて」  竹村牧男 
■17:30-18:24 TBSテレビ報道特集 大量亡命?揺れる官邸▽中国株で巨万の富?
■18:55-19:58 日本テレビ ザ!鉄腕!DASH!! 爆笑…真夏の大冒険…大自然のプールを探せ激流下り決死のダイブ巨大マンボウと競泳▽DASH村
■19:58-20:54 日本テレビ 特命リサーチ200X II「夏風邪と誤認…肺が縮む謎の奇病が発生」 猛威(秘)カビ繁殖…せき微熱に要注意▽保証人に巨額弁償
■21:00-21:50 NHK総合 NHKスペシャル「巨大穴の謎に迫る」 秘境ギアナ高地▽穴底の未知の世界▽種の山・鳥の群れ
■23:00-23:30 テレビ朝日 地球号「湖が砂漠に…アラル海」
▲02/07/27 (土) ▼

 こう暑さがつづくと思考能力も低下するようで、暑いということ以外に何も考えられなくなる。窓の全てを開け放し、扇風機を二台回しつづけ、裸になってもなお暑い。扇風機は単に暖められた空気を掻き混ぜているに過ぎない。開けた窓からは子猫たちが一斉に飛び出し、今度は道路で車に轢かれはしないかと心配になる。チロが産んだところの子猫たちも室内を徘徊するようになり、私の足に纏わりつくようになっている。彼らの所かまわぬ排便でウンチの臭いも立ち込め、クレゾールを噴霧器で吹き付けている毎日だ。クレゾールの匂いを嗅ぐと、どうしても病院を思い出してしまう。末期癌の母のこと、成す術もなく母の髪を撫でていた深夜の病室は、いつもクレゾールの匂いがしていた。自宅の母の部屋はそのままにしてあり、子猫たちはそこで産まれた。工場含めた300坪あまりの敷地を我が家の猫族たちが縄張りとし、思う存分跳ね回っているのを眺めながら「これでは猫屋敷と言われるのも仕方がない」と思うこの頃である。雑草が生えようがそのままに中庭はさしずめ密林となり、その密林空間の中で猫族たちが自由奔放に走り回っているのだった。

【視聴予定】
■21:00-21:50 NHK総合 スペシャル「負けてたまるか」  倒産企業の復活奮闘記必死の資金繰り▽工場競売の危機
■22:00-22:30 NHK教育 国宝探訪 法隆寺・玉虫厨子▽CG復元・華麗な装飾
▲02/07/26 (金) ▼

 22日のイスラエル空軍によるガザ空爆について、ハマス軍事部門リーダーは「我々は近く、イスラエル都市の中心部で市民をターゲットにした報復を実行する」と予告している。【参照】イスラエルVSパレスチナ 今度の空爆は通常爆弾ではなく、1トンの大型誘導爆弾と伝えられている。イスラエル側は「付近に民間人がいるとの情報はなかった」として民間人をターゲットとしたものでないことを強調しているが、1トンもの爆弾を使えば民間人が巻き添えになることは容易に予測できたはずだ。被害を受けた現地のパレスチナ人は訴える。「私たちはテロリストじゃない。私は薬屋、彼はエンジニア、そして教師・・・彼らはテロリストとは無関係の人たちだ。私たちは平和と独立のために戦う」 今度の空爆では国際的な非難もあり、米国ホワイトハウスでも「軽率で、和平に貢献しないものだ」としてイスラエルを非難している。しかし、その米国が今年5月2日に「イスラエルのパレスチナ自治区での軍事行動を支持する」決議を可決した張本人ではなかったか。ジェニンの大虐殺で用いられた地上攻撃用ヘリ「アパッチ」、戦闘機「イーグル」ともに「マクドネル・ダグラス社」製であり、パレスチナ市街地を襲った「F16ファルコン」は「ゼネラル・ダイナミックス社」製であった。イギリスもまた空爆のあった翌日に「子どもの死者を出した昨夜の行動は、受け入れることはできないし、(和平に対して)逆効果だ」とイスラエルを非難している。しかし、そのイギリスもまたせっせとイスラエルに殺傷兵器を送りつけてきた張本人である。パレスチナ人のジェニン虐殺に使われた実戦兵器の殆どが英国大手軍需産業「ブリティッシュ・エアロスペース社」(現BAEシステムズ)であった。白々しいとはこのことだ。【参考】CNNニュース&広瀬隆著「世界石油戦争」115-116頁 

【視聴予定】
■23:30-24:25 日本テレビ 出来事 ダム埋めた砂が海の生命を殺す?
■01:30-04:40 テレビ朝日 朝まで生テレビ 激論小泉首相の”通信簿”
▲02/07/25 (木) ▼

 ひょっとすると入院することになるかも知れない。最悪の場合は血管のバイパス手術となることも予想される。足の痛みのことだが、症状からどうやら閉塞性動脈硬化症らしいのである。近々病院で診察してもらう予定だ。先々月に亡くなった従兄はやはり脳の毛細血管が破れるくも膜下出血が原因であり、彼の実兄も脳幹の血管が破れて身体が麻痺している。私の父は心臓肥大が元で急死したが、血管が異常に細く、看護婦が注射するに困っていたものだった。心臓血管外科の見地からも、父もまた閉塞性動脈硬化症だったことが考えられる。【参照】よくわかる心臓血管外科「閉塞性動脈硬化症(ASO)」 遺伝からみても私が動脈硬化症であることはほぼ確定的だろう。軽く考えすぎていた。それが命取りにならないためには、自分の病気と向き合うことが必須となる。
 一方では「そのことで神経質になってビクビクして生きていても仕方がない、人間はいずれ死ぬのだから好きなことをして死にたい」という想いに囚われる。動脈硬化を促進させる喫煙、アルコールの摂取といった悪習慣も相変わらず続けている。これを書いている最中にもタバコを吸いつづけているのだから、どうしようもない自業自得というものである。それでも玄米など雑穀主体の分食、水分の補給、筋肉トレーニングと下半身のマッサージなどを敢行、今では乳製品や肉類は殆ど摂取していない。これで不十分なことはよく分かっているが、神経質になってストレスが溜まるほうが危険だと思っている。

 そろそろ仕事を完成させなければならない。午前9時現在、下半身にまだ鈍痛が残っているため、作業開始は一時間後にしようと思っている。今日は、昨日のように急がず、ゆっくり仕上げるつもりだ。猫族たち9匹が勢ぞろいして徘徊している。壮観ですらある。私の会社も血管もボロボロだ。せめて心だけは屹立として不屈でありたい。まだ死ねない、死んではいられない未解決の難問が立ち塞がっているのだから・・・
 午後三時頃までに仕上げを終える。足の痛みが再発、筋肉トレーニングとマッサージを繰り返す。痛みは多少軽減するも、歩くとまた痛み出す。水に酢を加えて、水分の補も絶やさないようにする。夜、一時的な目眩にも襲われ、体調は最悪となる。それを吹っ切るように腹筋や下半身に負荷を与えるトレーニングを続行、深夜になるにつれ痛みも薄れていくのが分かる。ふとロシア革命でのスローガンが頭をよぎる。「闘っても闘わなくても死ぬ。それならいっそ闘って死のうではないか!」自分との孤独な闘いにおいても、それは同じだ。休養するより、むしろ自分に負荷を加えて鍛えぬく、闘える自分を取り戻すことだ。明日はバーベルを使ってのトレーニングを予定している。

【視聴予定】
■18:55-19:54 TBSテレビスパスパ人間学!「冷房に負けない」  冷房病の人は汗が臭い私も?チェック▽即効食材…ドロドロ血を1食で清流に
■19:30-20:00 NHK総合 クローズアップ現代 都市を襲う蚊・伝染病の恐怖
■21:15-22:00 NHK総合 にんげんドキュメント「アイデアに悲願をかけて」 ベンチャー発表会の挑戦者たち▽挫折と再起
■22:00-23:00 NHK総合 ニュース10 リストラで増える過労自殺…残された家族の訴え▽米鉄鋼セーフガード・ブッシュの選択
▲02/07/24 (水) ▼

 ここ数日、一時的に仕事がストップしていたが、今日になってやっとベース一台が入る。納期は来週の月曜日、採算ベースに乗せるために今日はいつもより急ぐ。明日には仕上げる予定で、夕方まで何とか下地調整を終える。二日おきにベースが入荷してくるようでなければ採算がとれない。去年見積もりしておいた建築の仕事もそろそろ入ってくる頃だ。
 明日は仕上げをするだけだが、ここにきて下半身に激痛が発症している。予想はしていたことだが、痛みを忘れるためにワインを飲み始めた。やはり完治していなかったらしい。猫に餌をやるのが精一杯で、自分の餌をつくるのを諦める。台所に立っていられない。明日の仕上げを待って、あとでゆっくり足を休めたい。今日はクローズアップ現代を参照にしてカネミ油事件について書くつもりだったが、ちと無理なようだ。今夜はこのまま酔っ払ってしまおう。

【更新報告】イスラエルVSパレスチナ&日本原発動向

【視聴予定】
■21:15-22:00 NHK総合 その時歴史が動いた なぞ解き・本能寺の変▽陰の真犯人は誰か?▽新史料が明かす光秀の真意
■23:50-24:00 NHK総合 読む 中国野菜と農薬
▲02/07/23 (火) ▼

 視聴予定にはないドラマ「私立探偵 濱マイク」を観たが、破天荒な趣向が面白い。やはり型破りの連続テレビドラマ「傷だらけの天使」を思い出した。【参照】傷だらけの天使、DVD版 ショーケンこと萩原健一が演ずる主人公は、綾部探偵事務所の女社長から仕事の依頼を請け負っているのだが、その女社長の役が岸田今日子だった。彼女は「濱マイク」シリーズのラストにも顔を出しているところから、「私立探偵 濱マイク」の映画は「傷だらけの天使」を意識しての登場らしい。【参照】「私立探偵 濱マイク」シリーズ ドラマは横浜黄金町横浜日劇二階の探偵事務所を中心に展開するのだが、黄金町といえば黒澤明監督の映画「天国と地獄」のロケが行われた所でもある。麻薬密売人と誘拐犯の医師が接触する場面で、ガラス張りの天井と犯人のサングラスの不気味な反射光が印象的だった。「傷だらけの天使」の最終回「祭りのあとにさすらいの日々を」では、主人公オサム(萩原健一)が相棒アキラ(水谷豊)の死体を夢の島に捨てるところで終わる。このラストは強烈な印象として今でも心に残っている。井上堯之のテーマソングも良かった。脚本家に市川森一の名もあり、監督では深作欣二、恩地日出夫、神代辰巳、工藤栄一といった顔ぶれが揃っていた。最終回は市川森一が脚本を担当、工藤栄一監督が演出を手がけている。当時は大胆な暴力とセックス描写で騒がれ、若者たちの熱狂的な支持に対して、常識ぶった大人たちの反感も強かった。一見チンピラ風だが正義感の強い探偵が、依頼を全うすることは少なく、思わぬ方向に脱線していく筋書きは今度の「私立探偵 濱マイク」と似ている。昨夜の濱マイクは行定勲演出の「サクラサクヒ」で、日本人の父親を探す中国娘をジェニー・チャンが演じていた。ラストの桜の花が散るシーンが美しい。
【試作】サクラサクヒ(音楽入り、読み込みに多少時間がかかります)

【視聴予定】
■19:30-20:00 NHK総合 クローズアップ現代 カネミ油症・34年目の新事実
■21:15-22:00 NHK総合 プロジェクトX「救命救急ER誕生」 衝撃の手術室▽ハンドルが肝臓を破る▽魔法の水が
■22:00-22:45 NHK教育 ETV2002「自然と対話した男たちの遺言」 ジャック・マイヨール極限の体感
■23:50-24:00 NHK総合 読む「混迷世界株安
■24:15-25:10 NHK総合 ドキュメントロシア
▲02/07/22 (月) ▼

 今日も午前中から室内の温度計は急上昇、朝から30度を越す猛暑となった。幾分涼しくなるのは夜明け前の数時間にしか過ぎない。昨日は日曜とあって、殆ど裸で過ごしていたが、今日はそうもいかない。濡れたタオルで肌を湿らせ、扇風機の風を利用して体温の放出を促す・・・これがけっこう効果がある。皮膚からの気化熱で一時的に涼しくなるのだ。それにしても猫族たちは毛皮を着ている分、かなり暑さが応えているようである。毛を剃ってあげたくなるくらいだ。九匹の猫たちが狭い庭を徘徊するためにノミも共生し、我が家は大量のノミに占領され、かつ悩まされている。
 さらにこのクソ暑い最中に、会計担当の妹からは資金難の実情が報告され頭を抱えている。やるだけのことはやってきたつもりが、結果的に採算がとれないことで責められているのだ。無情の数字が、誠意をもって仕事をしたい心まで押し潰す。カネの価値ばかりが優先されるあまり、純粋に仕事に取り組むべき心の持ちようは排除される。すべては結果、というわけだ。夜明けまでひとり工場で作業してきた過程は無意味だったのか・・・痛む足を引きずって・・・自分で自分を叱咤激励してきたことの労苦は何の意味も無かったとでも言いたいのか?見えないところでの労苦を、見ようとしないで非難して済ませるほど人は偉くなれるものだろうか・・・こんにちほど労働による生産が軽んじられた時代はかつて無かったのではないか・・・カネをカネで買うような現代にあって、それでも仕事に命を吹き込もうとする心の有りようは大事だと考えるのだが・・・

 作家・辺見庸氏が自分でつくり出した言葉「独考独航(どっこうどっこう)」について語っている。「集団が一番困ることは想像力を奪うことだ。集団的な思考様式にみんなが入っていくと、個人的な思考様式は排除されがちだ。一人で生きていくには幻想も錯覚も含めた想像力が要求される。僕は妄想とか幻想とか錯覚というようなものの中で自由に泳いでいたい。そうさせてくれないものが集団性でもある。集団が内部から産み出すもの・・・果たして必要かどうか分からない秩序とか、自主規制とか、今この国はそうした状況にあると思う。自由な思考様式を取れなくなってきている。人は何重底といったもっと多層的な思考をもつべきだ。最近、それでも先が見えない、予想のつかない状況に苦慮している。ただ間違いなく言えるのは、僕は徒党は組まない、ということだけだ。大事なのは『いま何が見えているか?』ではなく『何が見えないか?』だと思う」

【視聴予定】
■20:00-20:45 NHK総合 地球・ふしぎ大自然 クジラを襲う・シャチ海の最速ハンター驚異の知恵と技を初公開▽北米西海岸
■22:00-22:45 NHK教育 ETV2002「自然と対話した男たちの遺言」 森から学び続けた学者どろ亀先生
▲02/07/21 (日) ▼

 一週間に一度は外で飲みたくなるが、それをやると生活費が半減、もしくは全くの無一文になる。それを分かっていながら、昨夜は外に飛び出した。自業自得とはこのことである。半減した生活費に、二日酔いの頭は30度を越す暑さも加わって、最悪の状況となっている。それでも後悔はない。愉快な昨夜のことを思い出しながら、それぞれの人の心を考える。歌い、笑い、心を触れ合うことで自分の存在を再確認する。「明日は休みだ」と何度も繰り返し言っては、爆笑の渦を巻き起こしている面白い客がいた。私の腕を見て「ずいぶん太いね」と驚いている。その腕には去年仕事中に切った傷跡も残っている。ちょっと外れていれば動脈を切り、命も危なかった事故であった。腕から滴り落ちる赤い血液を思い出すと、今でも身震いする。火災で逃げ遅れ火傷を負ったことや足場から転落したことなど、自分がこうして生きているのが不思議に思えてくる。昨夜は久しぶりにウィスキーをストレートで飲んだ。「あなたは何者?右翼、それとも左翼?」ママが訊ねる。「どっちでもないが、どっちでもあるかな」・・・みんなが右に傾斜していくなら、左を歩きたがるといったヘソ曲がりなところがある。左と言えば右になる。逆説こそ真なり、そんな思い込みがある。さすがにストレートは効いたようで、屈託のない笑いを振りまいている客にしばし笑い転げていた。

追加、試作中の福島第ニ原発の3DCG、地形図との一致方法を見いだした。完璧ではないが・・・

▲02/07/20 (土) ▼

 今夜のテレビ番組「アフガンの悲劇を生きぬいた3万点の国宝」を楽しみにしている。テロ報復戦争で多くのアフガン国民が犠牲になったのはつい最近のことだが、そんな中でも生きぬいたという国宝は、戦火の中を生きぬいた人間にとって何ほどの価値があるというのだろう?指導者たちが国民の命こそ宝物だと考えたときには、戦争など起こりっこないのに・・・ときに人間は自分に迫り来る死の予感にあって、はじめて世界の美しさに気付くことがあるようだ。戦時中、輸送列車の窓から見える夕陽の美しさに気付いたというユダヤ人のエピソードがあるが、これは黒澤明監督の映画「生きる」で死を間近にした主人公が夕陽に感動するシーンを連想させてくれる。夕陽が世界の最後の語りかけとなって、はじめて人は自分の置かれた命の意味に気付かされるのかも知れない。キルケゴール(Aabye Kierkegaard 1813-1855)は「この世に自分を誘い、置き去りにした」その「世界とは何か?」を問い、サルトル(Jean-Paul Sartre 1905-1980)は「自分がありのままの現実によって否定されている」不条理に嘔吐する。それでも夕陽は美しい、ありのままなのだ。

キルケゴール
(S
  1. 2006/04/25(火) 05:02:17|
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